2026.05.19| カテゴリ:オメガ
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オメガ公式|スピードマスター コレクション
スヌーピーがいる理由は、ただのコラボじゃない。
最初に見たとき、正直「またコラボか」と思った。
でも調べたら、全然違う話だった。
NASAが選んだのは、普通に売られている時計だった
1965年、NASAは宇宙飛行士が使う時計を選定するためにテストを実施した。
複数のブランドが時計を提出し、極限環境——高温・低温・真空・加速度——に耐えられるかどうかを試された。ロレックスもロンジン系のブランドも提出したが、過酷な試験を唯一クリアしたのがオメガ スピードマスターだった。
ここで面白いのが、オメガが提出したのは特別に開発した宇宙用の時計ではなく、普通に市販されていたスピードマスターそのままだということだ。改造もなし、特別仕様もなし。店頭で売られているものをそのまま出して、それだけが生き残った。
飾らないモノづくりへの情熱が、そのまま結果になった話だと思う。
アポロ13号と、14秒間
1970年4月。アポロ13号が月へ向かう途中、酸素タンクが爆発した。
電力もコンピューターも失った宇宙船の中で、クルーに残された選択肢は一つ——正確に14秒間エンジンを逆噴射して地球軌道に戻り、帰還することだった。
1秒でも誤れば、軌道を外れる。タイミングを測る道具は何もない。
あるのは、腕に巻いたスピードマスターだけだった。
スピードマスターのクロノグラフを押した。14秒後、エンジンを止めた。
スピードマスターは正確に14秒を刻み、3人のクルーは地球に帰還した。
NASAは同年10月、オメガにシルバースヌーピーアワードを授与した。これは宇宙飛行の安全と成功に貢献した企業・個人に贈られる、NASAの最高位の賞のひとつだ。スヌーピーはNASAの安全管理のマスコットとして長く親しまれてきたキャラクターで、このアワードの名前にもなっている。
つまりスヌーピーエディションは、そのドラマへの敬意として作られた時計だ。ただのコラボではない。
その14秒が、時計に刻まれている
スヌーピーエディションは複数のモデルが存在するが、どれもあの14秒間への敬意が随所に込められている。
2代目の文字盤には外周のスケールがある。14秒までのメモリだけがデザインが違う。そして文字盤にはこう書いてある——「What could you do in 14 seconds?(14秒間で、何ができるか?)」
3代目の現行モデルはケースバックがさらに面白い。ケースバックに描かれた地球のディスクがスモールセコンズ針(9時位置の小さな秒針)と連動して回転し続ける。クロノグラフをスタートさせると、14秒後にロケットに乗ったスヌーピーが現れ、ケースバックの宇宙空間を駆け巡る。
ギミックとして楽しいのは当然だが、それだけじゃない。あの14秒間という事実が、時計の機構そのものに組み込まれている。歴史が時計の中で動いている、という感覚がある。
手巻き、プラ風防、ムーンウォッチ
個人的にスピードマスターを選ぶなら、手巻きでプラスチック風防のモデルだ。
いわゆるムーンウォッチと呼ばれるタイプ。あの形が、スピードマスターのすべてだと思っている。宇宙に行った時計はこれだ、という説得力が、他のバリエーションとは全然違う。
手首に巻くたびに、あの14秒間のことを思う。地球から遥か先の宇宙で、この時計が人の命を救った。そういう歴史を腕に乗せているという感覚が、ムーンウォッチを特別にしている。
こんな人に刺さる
- 時計に歴史的な背景やストーリーを求める
- 機構やギミックが好き
- NASAやアポロ計画に興奮できる
- 「なぜこの時計なのか」に明確な答えがある1本を探している
- スポーツウォッチの中にドレスウォッチとは違う種類の格を感じたい
カテゴリ:オメガ / タグ:推し1本・スピードマスター・スヌーピー・シルバースヌーピーアワード・アポロ13・ムーンウォッチ


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